ひつまぶしの日記

2020年4月から理系大学の大学院生によるブログです。学部時代、何も目標を持たずなんとなく毎日を過ごしてきました。そんなダラダラした4年間を取り戻すべく、今年からは目標をもちチャレンジをしていきたいと思っています。そんな私の毎日を日記感覚でブログという形で残してみようと思って新しく始めました。

<受験生必見!>大学受験の生活とメンタル維持の方法

 

高校3年生になると受験期がやってきますね。

以前には高校受験も経験していると思いますので二度目の受験の方が多いのではないかと思います。

しかし、今後通う大学は「最終学歴」と言われ、就職にもかなり影響が出てきます。難関大学と呼ばれる大学を卒業すれば、就職に有利になることは間違いありません。

そういうわけで、志望大学には絶対に合格したいですよね。そこで受験期となる高校3年生の一年の過ごし方を書いていきたいと思います。

私は、数年前に国立大学を受験し、無事合格できました。その時の受験生活を参考にして、皆さんにお伝えしていければと思います。

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受験生活の一年

受験の年は高校3年生が始まる4月から2月末くらいまでです。

まずは私の一年を時系列で紹介したいと思います。

4,5月

生活

いわゆる一学期と呼ばれる期間の前半ですね。この時期はまだ部活をバリバリやっていたので勉強は部活後に行っていました。だいたい部活が18:00くらいに終わるので、その後片付けなど色々やって、学校に残って勉強するときは19:00~21:002時間くらいでした。

家に帰ってからやる時は、通学時間が1時間ちょっとでしたので、帰ってご飯やお風呂などすべて済ましてから勉強を始めると22:00~0:002時間くらいでした。

特にこの期間は、部活がハードだったので、部活が終わるとクタクタで学校に残る気力がなかったため、多くの日がすぐ家に帰ってました。しかも、家で勉強始めても、疲れからか眠気に襲われ、勉強開始30分くらいで寝落ちしてしまうことがほとんどでした。

勉強

私は理系でした。この時期は数学の底上げをメインに行いました。学校で配られた問題集や、チャートと呼ばれる参考書を使って基礎を固めました。

それに加え、英単語帳は毎日見るようにしていました。ちょっと他の勉強が疲れた時や、通学時間の隙間時間などを使ってやるといいと思います。

 

6,7月

生活

一学期の後半に当たる時期ですね。この時期になると部活を引退する人が増え、どんどん完全受験モードになっていきました。私に関しては、部活が10月前半まであることがわかっていたので、周りがみんな引退してすごく焦っていました。そんな雰囲気のおかげもあり、平日は学校で18:30~21:003時間半くらいは集中して勉強できました。

勉強

引き続き、数学を中心に勉強しました。特にベクトルや数列が弱かったのでそこを重点的に行いました。

あとは、化学と物理も進めていかなくてはと感じたので、まず化学から手をつけることにしました。最初に物理と化学どちらから進めていこうか迷ったのですが、化学の方がより暗記色が強く、すぐ点数が伸びやすいと思ったので化学を選択しました。

この時期から地理も始めました。地理は主に「地理Bの点数が面白いほど取れる本」という参考書を読み始めました。

 

8月(夏休み)

生活

ほぼ毎日部活の練習や試合がありました。とは言っても学校がないので時間を取ることができました。一日だいたい8時間くらいの勉強量だったと思います。部活をやりながらの勉強は、疲れからの睡魔が厄介な敵でした。コーヒーなどを買ってなんとか踏ん張りました。耐えられない時は、10分などという時間を設け、睡眠を少し取るようにしました。そうすることでスッキリして勉強できました。

勉強

部活をやっているものとしては、夏は勝負の時期でした。この夏休みでどこまで持っていけるかが勝負の鍵だと思いました。

まず、数学はこれまで学んできた基礎を使い少しずつ入試問題に近い問題に触れていきました。

化学は全範囲の暗記部分をひたすら覚えるように努力しました。加えて、有機化学の構造決定の練習を重点的にやり、計算問題にも対応できるよう心がけました。

この時期から物理も本格的に始めました。最初は基本事項をマスターし、簡単な問題を抑えていきました。その後入試問題チックなものに挑戦しました。しかし、この夏では、あまり進めることができませんでした。

地理は、理系科目に疲れた時にやるようにしました。とは言っても、主に参考書を読んでるだけなので苦ではありませんでした。

この夏は、

  • 数学 3時間
  • 化学 2時間
  • 物理 2時間
  • 地理 1時間

をほぼ毎日こなしていました。

隙間時間に英単語をやるのもいいと思います。

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9月

生活

夏休みが終わり、学校が始まりました。中旬ごろに文化祭があったので、それに向け準備が行われました。高校最後の学校行事ということもあり、勉強そっちのけで文化祭準備に力を注ぎました。

そういうわけで9月は1日に2時間ほどしか勉強できなかったような気がします。

勉強

化学物理の理科科目を重点的に強化しました。まだまだ暗記不足だったので、問題を解いていてもすぐわからなくなってしまいました。そういう時に、友達が近くにいるので、質問して教えてもらいました。教えてもらうと、すんなり理解できることが多かったので、友達っていいなと思いました。

 

10,11月

生活

文化祭も終わり、残るイベントは「受験」のみとなってしまいました。

部活もようやく引退し、平日は一日5時間ほど勉強できるようになりました。授業が終わり放課後になると、いったん一息つき、そこから21:00くらいまで勉強しました。

この時も近くにたくさんのクラスメートがいるので、お互い疲れたら一緒に休憩して話したりしていい環境を保っていました。

勉強

この時期もひたすら理科科目を強化しました。このころには、ようやく化学の「無機分野」などの暗記部分は覚えられてきたかなという感じでした。物理も、典型的な問題なら道筋が建てられるかなという感じでした。

あとは、センター試験が近づいていたので、地理に多くの時間を割きました。先ほどの参考書と、地図帳をうまく使い、国の位置などもイメージできるよう心がけました。

 

12月

生活

センター試験一ヶ月前になってしまいました。さすがに少しずつ緊張感が出てきました。勉強のペースはこれまでのを維持してやりました。周りからも

「もう少しでセンターだよやべぇ」

などという焦りの言葉も聞こえるようになりました。

勉強

この一ヶ月はセンター対策をしました。これまで一度もセンター対策をしていなかったので、この一ヶ月が勝負でした。ひたすら過去問を解き、間違ったところを見直しするというサイクルを続けました。特に、国語英語が悪かったので特に力を入れました。

普段は自分の点数など人に言わないのですが、あえてみんなの点数と比べることで、もっと頑張らないとという気持ちに持っていきました。

 

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1,2月

生活

センター試験も終わり、自己採点で大体の自分の出来もわかり、あとは二次試験のみとなりました。この時期は学校がなく、自宅研修という時期だったのですが、家で集中できなかったので、毎日学校へ行って、友達と勉強していました。近くに同じ目標を持った人がいるとモチベーションも維持できるのでオススメです。

大体一日10時間は勉強するようにしました。

勉強

私が二次試験で使うのは

  • 数学
  • 化学
  • 物理
  • 英語

の四教科だったので、主に理科系に力を入れ、点数を稼げるようにしました。

これは、理科系が一番点数が伸びやすいかなと考えた結果です。

ひたすら大学の赤本をやり、できなかった分野の練習問題をやり、という感じでほぼ作業でした。

 

モチベーションの維持

受験期はただひたすら勉強あるのみなので疲れてくると思います。

そんな時支えになるのが「友達」だと思います。わからないとこは教えあい、怠けているようなら注意し、と互いを高め合うことが必要だと思います。

今自分の受験を振り返ってみると、一人だったら絶対合格できなかった自身があります。仲間がいてくれたので最後まで諦めずにモチベーションを維持できました。

皆さんも受験は一人で戦わずに仲間と協力して戦いましょう!

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